『リミッツ・オブ・コントロール』ファンサイト
“自分こそ偉大だと思う男を墓場に送れ”という言葉のみを任務として与えられた、コードネーム“孤独な男”(アイザック・ドゥ・バンコール)は、スペインに降り立つ。“必ずエスプレッソを2つ注文し、携帯も銃も仕事中のセックスもなし”という指令以外すべてが謎に包まれたまま、男は任務の遂行を目指す。スペイン中をさすらう彼の前に、“スペイン語は話さないのか?”という問い掛けを合言葉に、同じくコードネームを持つ仲間たちが現れる。彼らはそれぞれの情報を暗号にし、マッチ箱の中に忍ばせる。ある仲間が“裏切り者がいる”と告げると、男は“自分も仲間ではない”とつぶやく。男は、ありのままの現実と、夢の中をさまようかのような非現実が交錯する世界を旅し続ける。そしてその果てに男は、荒野の中のアジトにたどりつく。
「ブロークン・フラワーズ」のジム・ジャームッシュ監督が、ジョン・ブアマン監督の「殺しの分け前/ポイント・ブランク」や70〜80年代のヨーロッパの犯罪映画を念頭に撮り上げたという異色のハードボイルド・ムービー。イザック・ド・バンコレ扮する殺し屋と思しき主人公が、スペイン中を巡りながら謎に包まれた任務をストイックに黙々とこなしていくミステリアスな旅の行方を、国際色豊かなオールスター・キャストで描き出す。
一人の“孤独な男”がある任務を胸に、スペインの地に降り立つ。彼は行く先々でコードネームだけで呼ばれる仲間たちと出会い、そこで新たな指令を受け取る。誰も信用せず、計画の目的さえも知ることのないまま、ただ与えられた任務を完遂するために淡々と標的に迫っていく“孤独な男”だったが…。
スタッフ
監督/ジム・ジャームッシュ
エグゼクティブプロデューサー/ジョン・キリク、木藤幸江
プロデューサー/グレッチェン・マクガワン、ステイシー・E・スミス
アソシエイト・プロデューサー/カーター・ローガン
脚本/ジム・ジャームッシュ
撮影/クリストファー・ドイル
プロダクション・デザイン/ユージェニオ・カバレロ
編集/ジェイ・ラビノウィッツ
キャスト(役名)
イザアック・ド・バンコレ(Lone Man)
ティルダ・スウィントン(Blonde)
工藤夕貴(Molecules)
ジョン・ハート(Guitar)
ガエル・ガルシア・ベルナル(Mexican)
ビル・マーレイ(American)
アレックス・デスカス(Creole)
ジャン・フランソワ・ステヴナン(French)
ルイス・トサル(Violin)
パス・デ・ラ・ウエルタ(Nude)
ヒアム・アッバス(Driver)
音楽/BORIS
本作品の音楽はなんと日本のスリーピースヘヴィメタル、ストーナーロック、サイケデリック、ノイズロックバンド『BORIS』が担当している。
1992年より活動開始、1996年にTAKESHI (Vocal/Bass/Guitar)、WATA (Guitar/Vocal)、ATSUO (Vocal/Drums)という現在のメンバー編制へ。活動当初よりワールドワイドなスタンスを志し、1996年から始めた海外ツアーも2003年以降はほぼ毎年行う。現在はサポート・ギターに栗原ミチオを迎え、繊細かつ流麗な静寂パートから、眼球を揺らす正に“体感”する轟音パートまでのダイナミクスをもって他に類を見ないライヴを展開。2008年中はNINE INCH NAILSのUSアリーナ・ツアー・サポートをはじめ、ライヴハウスから大規模なフェスまで、21カ国で100本のライヴを敢行した。音源制作ではヘヴィロック/パワー・アンビエントの殿堂Southern Lord(US)とDaymare Recordings(日本)を拠点に世界中で数々のレーベルと交流を持ち無数の作品を発表、様々な音像と徹底的にこだわったアートワークを提示してきた。代表作の『Pink』(2006)、『Smile』(2008)、SUNN O)))との共作『Altar』(2007)はいずれも全世界で10万枚に迫るセールスを記録、世界の先鋭的音楽シーンの最前線で圧倒的な存在感を示している。2009年には2枚のスプリット盤と3枚の連作シングルをリリース、鬼才映画監督Jim Jarmuschの最新作『The Limits Of Control』にメイン・アーティストとして楽曲を提供。さらに10年には全国東宝系にて公開された中島哲也監督、松たか子主演映画『告白』に書き下ろし新曲を含む楽曲6曲を提供し、国内外で話題を呼んでいる。この6月2日にはヘヴィロック・サイドに焦点を絞ったベスト盤的選曲のCD『Variations』と、約2時間に及ぶ代官山Unitでのライヴを収録したDVD『Live in Japan』の2枚組をリリースした。5月はATP(キュレイター:PAVEMENT)、Vivid Live(キュレイター:Laurie Anderson & Lou Reed)という2本のフェスに招聘され、前後にイギリス、オーストラリアでの単独公演も敢行。7月からは5週間に及ぶUSヘッドライン・ツアーが決定、 9月のATP NY(キュレイター:Jim Jarmusch)では盟友SUNN O)))と『Altar』をプレイすることも決まっている。Helmut Langの秋冬コレクションにデザインを提供したBorisの別名義fangsanalsatanは、アートワーク/マーチャンダイズのデザイン、レコーディング、映像制作、及び周辺アーティストのプロデュースを手掛けている。
・メンバー
Takeshi(ベース・ギター・ボーカル)
Wata(ギター)
Atsuo(ドラムス・ボーカル)
Nagata(ドラムス・1996年に脱退)
・ディスコグラフィー
・LP/CD
Absolutego(1996年)
Amplifier Worship(1998年)
flood(2000年)
Heavy Rocks(2002年4月26日)
あくまのうた(2003年6月6日)
boris at last -feedbacker-(2003年12月25日)
目をそらした瞬間 -The thing which solomon overlooked -(2004年8月)
dronevil (2005年4月)
マブタノウラ(2005年6月29日)
PINK(2005年11月18日)
目をそらした瞬間 2 -The thing which solomon overlooked 2-(2006年)
目をそらした瞬間 3 -The thing which solomon overlooked 3-(2006年)
Vein(2006年)
Smile(2008年)
Smile(ライブアルバム)(2008年)
Variations(Heavy Rock Side編集盤)(2010年6月)
New Album(2011年3月)
Heavy Rocks(2011年5月)※2002年版とは内容が異なる
Attention Please(2011年5月)
・EP
1970(2002年2月12日)
a bao a qu(2005年4月)
Japanese Heavy Rock Hits Vol. 1(2009年9月)
Japanese Heavy Rock Hits Vol. 2(2009年10月)
Japanese Heavy Rock Hits Vol. 3(2009年11月)
・Split
BAREBONES / BORIS(1997年)
BORIS / TOMSK-7(1997年)
More Echoes, Touching Air Landscape(1999年)「Boris / Choukoku No Niwa」
THE DUDLEY CORPORATION / BORIS(2003年4月)
Long Hair & Tights(2007年6月)「DOOMRIDERS vs BORIS」
Golden Dance Classics(2009年8月19日)「9dw/Boris」
Chapter Ahead Being Fake(2009年8月19日)「TORCHE/Boris」
・Collaboration
Black:Implication Flooding(1998年)「灰野敬二 with BORIS」名義
Megatone(2002年4月)「boris with merzbow」名義
04092001(2005年5月)「Boris with merzbow」名義
Sun Baked Snow Cave(2005年10月11日)「Boris with merzbow」名義
ALTAR(2006年11月)「Sunn O))) with Boris」名義
Rainbow(2006年12月23日)「Boris with Michio Kurihara」名義
Walrus/Groon(2007年4月)「Boris with Merzbow」名義
Rock Dream(2007年11月2日)「Boris with Merzbow」名義
Cloud Chamber(2008年12月23日)「Boris with Michio Kurihara」名義
BXI Boris and Ian Astbury(2008年12月23日)「BXI」名義
Klatter(2011年2月23日)「Boris with Merzbow」名義
・サウンドトラック
Limits of Control Soundtrack(2009年5月12日)
告白 オリジナル・サウンドトラック(2010年5月26日)
・DVD
見殺し塔からずっと(2003年12月25日)
boris at last -feedbacker-(2005年1月21日)
Heavy Metal Me(2005年11月18日)
Variations + Live in Japan(2010年6月)